心理相談室って何?

 日本で心理相談室を利用したことがある人は、全体で約6%とも言われていますが、2022年インターネットによる調査では、(全国18歳~76歳までの働いている男女1000名対象)34%という結果となっています。欧米では52%、2人に1人が心理相談室を利用しています。

 前述の2022年の調査で全世代の75%が、仕事や家族、自分自身の悩みがあると回答していますが、「悩みを誰かに相談する」は、51.7%に留まります。日本では悩みを抱えていても、「弱音を吐くべきではない」という「我慢」の文化や、精神科への根強い偏見があることが理由の一つであると言われています。

 しかし最近では、学校のスクールカウンセラーに相談したり、Z世代(18歳~27歳)の女性では心理相談室を利用した経験がある人が52%という結果も出ており、心理相談を利用する人は少しずつ増えています。

 【どういう時に心理相談室を利用するのでしょうか】

 たいていの悩み事や不安は、家族や友人に話して解決する、もしくは気が楽になる場合が多いです。しかし家族だから、友人だから言えないこともあります。第三者に知られては困るけど、誰かに相談したい、聞いてほしい子どもにどう対応したらよいかわからない。そういったときに心理相談室の守秘義務を持った専門家が役に立ちます。

 【心理相談室みずいろの特徴】

 当相談室では、大住誠氏が創始した「瞑想箱庭療法」という心理療法が実施できます。カルフが創始した従来の箱庭療法は、セラピストに見守られながら箱庭で遊ぶわけですが、心に問題を抱えた子どもは、「見ないでほしい」ということが多く、極力相談者が束縛されることなく、自由に箱庭で遊べるように、セラピストが目をつぶって瞑想する箱庭療法なのです。箱庭療法は、言葉を使わないので、人前で声が出ない、朝になるとお腹が痛くなるが理由がわからない、自分で心の状態が説明できないといったお子さんや大人の方など誰でも対象になります。とにかく話を聞いてほしい方には、カール・ロジャーズの「人格の変容のための必要十分条件」にある傾聴の方法に準じたカウンセリングで対応致します。また、会話に緊張を伴う場合には、絵画療法を併用したり、呼吸を整えるなど緊張を和らげながら話をお聴きます。そのようにして、職場や学校になじめなくなった人が、元通りの生活に戻れるようにお手伝いします。本人が来談できない場合は、ご家族を通して支援する方法もあります。またそれ以外にも、自分は気分が落ち込みやすい、常に何か考え事をしてしまって休まらない、そんな方にも心のメンテナンスとして箱庭療法や絵画療法を行います。

 【料金の問題】

 心理相談室は、保険が使えません。1回50分5000円です。だいたい2週間~1か月に1回程度一定期間通うことになります(個人により必要な期間が違います)。月に5000円~10000円です。美容院で髪を整えるように、月1回心を整えると考えたらいかがでしょうか?セラピストとの相性もありますから、継続するかしないかに関係なく一度試してみてください。